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“これまでとは違うオートポリス”の戦い方。過去の経験が邪魔になる?/SF第2戦プレビュー

1m · AUTOSPORT web · 17 May 10:56

 開幕戦以来、じつに2カ月以上というブランクを経て、いよいよ2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権の戦いが再開する。舞台は九州、大分県日田市に位置するオートポリスだ。走行前日の5月17日、暑いほどの日差しが降り注いだサーキットでは、各陣営が久々のレースに向けた準備を行った。

 昨年12月の合同/ルーキーテストから、2月の開幕前の公式テスト、そして3月上旬の開幕戦まで、直近のスーパーフォーミュラの走行はすべて鈴鹿サーキットで行われてきた。また、今週末のオートポリスは気温が大きく上昇しそうで、30度程度になるという予報もある。

 冬の鈴鹿から初夏のオートポリスへと環境が変わるなか、勢力図は動くのか。準備が進む金曜のパドックで、開幕戦で速さと強さを示した2陣営に話を聞いた。

■ふたりのエンジニアが持ち寄った“新コンセプト”

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“戦略失敗”の雨は「本当にヤバかった」。フェラーリ499P最大の弱点は不安定なコンディション?

 フォーミュラ・ルノー3.5等のシングルシーターを経て、2010年よりアウディスポーツのファクトリードライバーとして、DTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦、2016年のシーズンをもってアウディを離れ、2017年からはフェラーリへ移籍したミゲル・モリーナ。

 フェラーリに移籍してからは、GT3やLMGTEクラスのGTカーをドライブしていたが、2023年からはWEC世界耐久選手権でフェラーリAFコルセの50号車フェラーリ499Pをドライブしている。

 ハイパーカークラスでトップ争いを演じる機会も多くなったいま、スペイン人のモリーナは何を思うのか。ル・マン24時間レースを前に、現在フェラーリ499Pのポテンシャルなども含めて聞いた。

■イタリア人とはウマが合う?

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オコンがカナダGP欠場のうわさを否定。ガスリーとのインシデントに対するオンライン上の中傷を批判

 アルピーヌF1チームのエステバン・オコンは、モナコGPでチームメイトのピエール・ガスリーと接触した後、オンライン上で中傷を受けたとして、弁明を行うとともに、次戦カナダGPの欠場を強いられるのではないかといううわさを否定した。

 モナコGP決勝1周目にオコンはガスリーを追い越そうとして接触、そのダメージでリタイアした。アルピーヌのチーム代表ブルーノ・ファミンはオコンに激怒し、次戦に出場させない罰を検討していると広く伝えられていた。

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ヤマハ、カタルーニャGPに続き新エアロで走行。リンス、プラクティス2番手の要因は/第7戦イタリアGP

 イタリアGPのプラクティスは、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)の名が2番手に並んだ。トップのフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)から0.273秒差である。

 もちろん、この結果はまだ予選でも決勝レースでもなく、予選のQ1とQ2を分けるセッション「プラクティス」だ。とはいえ、ヤマハのこれまでの苦戦とリンスの2番手というポジションを考えれば、「ヤマハに改善の兆しあり」と言えるのかどうか。それが気になるところだ。

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メルセデス、ひとつしかない新型ウイングをラッセルに託したのはハミルトンの提案だったと明かす/F1第8戦

 メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、F1第8戦モナコGPに持ち込まれた新しいフロントウイングがひとつしかなかった理由と、それをルイス・ハミルトンではなくジョージ・ラッセルが使用することになった経緯を説明した。

 モナコGPの間、ハミルトンは、「予選でジョージを上回ることは期待していない。彼には新しいフロントウイングがあるけれど、僕にはないからね」と繰り返し強調していた。チームによるこの決定は、ハミルトンがシーズン末にメルセデスを離れてフェラーリに移籍すると発表して以来、ラッセルが事実上のナンバー1ドライバーになったことの証拠だと、多くのハミルトンファンは受け止めた。しかし実際は、チームの決定には完全に論理的な説明があった。

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進化するライバルへのフェルスタッペンの焦り。前代未聞76周ロングランでのドライバーの役割【中野信治のF1分析/第8戦】

 モナコのモンテカルロ市街地コースを舞台に行われた2024年第8戦モナコGPは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで、2022年第11戦オーストリアGP以来2年ぶりのキャリア通算6勝目、そして悲願の母国GP初優勝を飾りました。

 今回はレッドブルの失速、我慢勝負となった決勝の鍵となったタイヤの持たせ方について、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独自の視点で綴ります。

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